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司法書士の日

明治5年(1872年)8月3日、日本初の裁判所構成法ともいうべき「司法職務定制」が定められ、この法律で「証書人・代書人・代言人」が法制度を支える3つの基本的な職能として定められました。そして、その中の「代書人」が現在の司法書士であります。そのため、日本司法書士会連合会では、8月3日を司法書士が誕生した日として「司法書士の日」と定めております。

私が所属する熊本県司法書士会では、平成24年8月3日に、くまもと県民交流館パレアにおいて、内田貴法務省参事及び筒井健夫法務省大臣官房参事官をお招きして「司法書士の日記念 公開シンポジウム「民法は変わるのか?」を開催し、当日は私も参加して参りました。

現在、法制審議会民法(債権関係)部会では、民法(債権法)改正に関する調査・審議が行われています。市民社会の法と言われる民法が、どのように変わろうとしているのか、そして、どのように変わらなければならないのか、深く考えさせられる素晴らしいシンポジウムでした。

市民の皆様にも、是非、民法改正議論について興味を持って頂きたいと思います。